思い出せない映画の話


長淵剛の映画だと思うんだけど
タイトルが思い出せなくって、ず〜っと気になってるものが、あるの。


どんなことが、物語の中心だったのかは、覚えてないんだけど


別れた妻のところに息子がいて
ある日会いに行く、幼稚園の帰りを、ジープで待ち伏せして
海に行くシーンがある


その場面が、なんだか、切なかった


母親にほったらかしにされてるその子は
そのときのことをず〜っと忘れずに、ひとりぼっちの家の中で
ダンボールで作ったジープで遊ぶの 何時間も


ラストシーンで、逮捕ざれて連行されて行くパトカーが
息子の幼稚園のそばを通って
信号で、目が合いそうになるんだけど

手錠かけられてるし、見ないふりをする
だけど、子供は気がついて
走り出したパトカーを追いかけてくる

おとうさ〜ん

って、叫ぶんだったかな
父親だとは、名乗ってないのに・・


で、止めろ〜!

って、騒ぐけど、もちろんパトカーだから止まらなくって


走ってる車から降りて、転げ落ちて
追いついてくる子供を

手錠をした両腕で囲うように抱き上げて
エンディング


この映画のタイトル

誰か、覚えていませんか



男の子が欲しいな、って、心底思った、あの時。