カズ 夢を追いつづける男


実るほどコウベを垂れる‥
と、いうけれど。
その存在が 偉大になればなるほど、謙虚になる カズ。
そういえば 最近、中田が やたらと謙虚なのも、もうすでに、その何かを飛び越えた 域に いってる証なのかな。
現役にあくまでこだわりつづけ、今までの自分をリセットする、それは…
俺はこんなことも、あんなこともしてきた 名プレイヤーだぞ!っという おごりを捨てて、新しい選手として みんなとやって行こうという‥
その気持ち。
逆に 自分の名声におぼれてしまうなら、とっくに、潰れてるんだろうけど。
代表への夢は、現役でいる限りもち つづけると、
その言葉を、何かを目指そうとするすべてのヒトに聞かせたい
それは、そう
自分自身との戦い
自分の限界への挑戦
最後の最後まで
決して、あきらめない。


ずっと以前に見た クロアチアリーグ(だったかな?)のドキュメンタリー番組を、思い出す。

契約0円の提示を受けて、
金は一銭もいらない、サッカーをやらせてくれ!

その言葉も届かずに、日本をはなれた。
その先に 栄光が待っていたわけでもない。
淡々とつづられる現地の日常
ボールの回ってこないチームの中で
ひたすら練習に励むカズ
カズにもう一度チャンスはないのかと、涙がでてきたよ


あれから、5年
あきらめなかったカズは
再びJリーグに舞い戻った
そして今も、光を放ちつづけている。
新天地で戦うのは目の前の対戦相手ではなく、
そう、自分自身
そして、その心を支えるのは、子供のころから変わらぬ、代表への夢なのかもしれないな

たぶん、
近寄ったら、身震いするほどのオーラを、感じるんじゃないかと思うよ