いよいよ、今夜!「不良少年の夢」  6チャン  9時〜

桜井翔のあの、ヘアには かなり無理もありますが(笑)現代っ子は、リーゼントは下手だよね(うっ、やばっ!と、歳が・・笑)
横浜の教育委員会に行く先がきまった、義家。近くだし、講演とかあれば、ぜひ行きたいです。幼少期の あの、カタカナの心の叫びが、どう表現されるのかも、すごく楽しみ。今夜は忙しいかも・・・。

*今、見終わったところです*
最後に義家の授業風景が、出た瞬間に涙が、止まらなくなりました。
彼が学生時代を過ごした、横浜。そこへ、迎えいれられる、とういう事も、偶然ではないんでしょうね。
卒業式は、少し脚色がすぎる気がしましたが。あとは、うわさの松田優作のご子息は、いいですね!いい味だしてました。物語りもぴりりと、〆めてくれたし、長男とちがって、いい男です。
義家の退職が、話題になってることもあって、たぶん、今回ものすごく注目を浴びているんだと思う。初めて、義家を知ったヒトもいると思うけど、でも、すごく肝心な幼少期の、彼の心が描かれてないのが、少し残念。上に書いた、彼のカタカナで、表現される心の叫びのことです。
原作の彼の著を、読んでない方のために。すこし長くなるので、読みたい方だけ読んでください
おさない義家は、家の中で、なにかが、違う、居場所がない、そういう気持ちを抱きながら育っていきます。そして、その、言い知れぬ寂しさのわけ・・・今の母の実の子ではないと、知ったとき、今まで自分が漠然と感じてきた違和感の理由が一気に頭の中でつながっていく。誰からも愛された記憶がない、そのことが、彼を暴走させていく。本当は、愛されたくて、父親のことも、すごく求めていて・・・「誰かが思いっきり抱きしめてくれていたら」と、彼は書いています。オ・カ・ア・サ・ン・・・
当たり前に、みんな親からもらえるものだと思っている愛情。それが原点となって、ヒトは誰かを信じることができる。誰にも、受け入れられていない、という思いが、深い悲しみとなり、社会、大人への反発となった。ドラマでは、父親が、余市行きをすすめたように、なっていましたが、実際の彼は、親から見放され児童相談所に、送りこまれてしまいます。そこをへて、里親の夫婦のもとへ。里親の方との日々のふれあい。そこですこしづつ、心がほぐれて、膨大な「暇」の中から、生きることを模索し始める。てあたり次第に、その部屋にある本(哲学書など)を読み漁る。そして、1年がすぎたころ、里親の方が、新聞で、余市の記事をみつけて、父親に話してくれるのだ。
やっかいばらいだったかもしれない、父親にとって。でも、彼は内心自分にお金を出してくれることさえ、うれしいのだ。そして、もう、自分には帰る場所などない、最後のチャンスだと思って、あの街に、訪れたのだ。もう、そこしかなかった。そこが、すべてだった。

そこからが、今日のドラマです。

生まれてはじめて、誰かに信頼された、自分を、大切だと言ってくれる先生。自分のために涙を流す先生。それは、今まで、ずっと、求め続けていたものに ほかならない。母の愛を知らない義家が、母校を、胎内と、表現する。そして、安達先生が、母なのだと思う。

だから、たぶん今 彼は身を引き裂かれるような 思いで、余市を去ろうとしているのだと思う。でも、それは、彼自身が、語っているように決して終わりではなく。母校のために、自分と同じ思いで、救いを求めている子供たちに 寄り添いたい、という彼の夢は、今、ひとつの進化のときを迎えているのだ。母校のみならず、全国の、子供たち、いや、迷える大人にまで、生きる力をあたえるべく、彼はまた、新しい夢に向かってあゆみを つづけていく。
夢は逃げていかない、自分が夢から逃げていくのだ
あなたを必要としている
誰かに寄り添うために。
義家弘介は、生きつづける。