この4年間

もしかしたら日本は、
あのトルコ戦の敗戦から、
自分たちをずっと過信してきてしまったのかもしれない

負けるはずがない!トルコなんかに、っと、
あのときは本気で思って、悔しかった

采配がダメにしたんじゃないかと思った
確実に日本は強くなってきてるはずだと
進化の途上にいるのだと…



悔しい、だけどコレが現実なんだね


ここまで求めて来たことの真実は

日本は強くなっているなどという思い上がりではなく

最善を尽くしたら
できることのすべてを尽くしたなら


その先に、何かが起こるかもしれない
そしたら勝ち進めるのかもしれないという期待感だ



だけど、何も起こらなかった
コレが実力だったのだ
夢を見てきたのだと思う



正直、がっかりした…
黄金世代の彼らが、ここまでなら、これからの日本は、いったいどうなるのか…


今、つかんだものは
現在地だね、本当の。


ホーム開催が生んだ幻想から、今、覚醒したのだと思う



持って生まれた体格、身体能力、
それらはどうすることもできないけど


大事なところで、自分を出しきれなかった、その局面局面を
きっとそれぞれが悔やんでいる
私たち以上に
その思いを抱きつづけろ

次の大会に向けて…


2010年 2014年に続いて行く道を目指すすべての者は


ナカタが
簡単な事を簡単にするにはものすごく時間がかかる、
と言った言葉を忘れずに

正確なキック、倒れない体をつくる
毎日のチームでの練習に
どうか全力を尽くしてください


その一日を決して無駄に過ごさぬように…
明日の日本をしょって立つ者の一人としての
誇りを持って練習してください



4年後に向けて、もう、それは始まっている