夕焼け
大人になってから
夕暮れ時のオレンジ色の空に
遭遇したこと、めったにないな…
職場に窓がないからかな
仕事を終えて外に出ると、もう夜だし
日が伸びてまだ薄明るい時間に外に出ても
落ちる日は見られないもんね
子供の頃に見た夕日は
まるで絵のように
まるで童謡の歌詞のように
山の向こうに落ちて行ったよ
由緒正しく…。
あの頃門限とかなかったよ
みんなで外で遊んで
日が暮れたら帰るだけ
だけど、つい楽しくていつまでもねばって遊んでいると
母が呼びに来た…
呼びに来るのを知ってて
来ないからまたいいかっ!
って、遊んでいたり…。
時間の概念なんて、全くなかったなぁ。
たまに夕焼けに出会うと
その美しさに息をのむ…
幼い頃は、毎日見てたものなのに…
都会で生まれたうちの子供たちは
夕焼け空の美しさとか、知っているんだろうか…